How To 歯磨き

 ワタシの職場は、主に高齢者を対象とした福祉施設。そんな我が職場に、某歯科大学の先生から、「歯磨きを推奨して口の中をきれいにし、ストレッチや呼吸に重きを置いた体操をすることで、食物の飲み込みや歩行状態などが改善するかを調べたい」という申し出があった。

 言葉のリハビリだけでなく、”食物の飲み込み”に関する仕事も、ワタシの大事な仕事の1つ。ということで、介護スタッフや看護師らとチームを組んで、このプロジェクトに参加することになり、先日、歯科衛生士さんから歯磨きのコツを伝授された。

・歯を磨く前に、口をよーくすすぐ。その際、ゆっくり大きく口を動かし、左右に満遍なく水がいきわたるようにする。
・歯磨き粉は、ほんの少量でよい。
・歯と歯の隙間および歯肉と接する部分に歯ブラシをあて、鉛筆を持つように軽く持って小さく動かす。
・舌の上についた汚れも、毎回軽〜くこするようにする(大体10回くらい)と、1週間ほどできれいになる。
・歯磨き後は、歯ブラシの水分をよーくふき取る    etc・・・

 言われて見れば、「なーんだ、当たり前じゃん!」って思うことばかりなのだけど、いざやってみると、これが結構難しく、10分位はかかる。そして意識しないでいると、力を入れてゴシゴシと大きく動かす、今までのやり方に。。。あらら〜。

 今月末には、他のスタッフへ伝授しなくてはいけないのだが、まずその前に自分自身が、マスターしなくっちゃ!