敬老の日の贈り物

 9月20日は敬老の日。ワタシのような職場(主に高齢者を対象とした施設)では、数ある行事の中でも、やはりこの”敬老の日”が一番のイベントだろう。ってことで、うちの職場も、敬老の日に向けて準備真っ最中〜!

 今年の贈り物は2つ。1つは記念品として、ご本人の手形入り色紙を贈呈するというもの。”たとう紙”という、ちょっと変わった色紙に、一人一人金色の絵の具で手形を押してもらい、メッセージを書いて贈るのだ。手形を取るなんて、拒否されるかも・・・と思いきや、皆さんすんなりと承諾して下さり、金色の効果もあって、ゴージャスな記念品に仕上がった。

 たとう紙に押された手形は、大きさから指の太さ、指の長さ・・・みんな違っていて、それぞれに味わいがある。その人の歴史や生き様が感じられ、第2の顔のようだ。ちなみに、この手形案を考えたのはワタシで、飲み会の帰りに同僚と、「手形って、小さい頃しか取らないねー」という他愛もない話から発展し、なんと記念品になってしまった(なんてイージーな、うちの職場・・・)。

 もう1つの贈り物は、スタッフによる合唱で、『故郷』と『明日があるさウルフルズが歌ったバージョン)』の2曲を歌う。『故郷』はアカペラで2部合唱するのだが、昔から知っているし簡単簡単〜と思いきや、これが案外難しい。一応ハモってはいるけど、息継ぎのタイミングが合っていないとか、だんだん音が低くなってしまうとか、いろいろと難ありらしく、合唱部出身者指導の下、毎日居残り練習をしている・・・グェ〜。『明日があるさ』は、激しい踊り付きのため、途中から息も絶え絶えに。おまけに、練習のたびに振り付けが変わるので、チンプンカンプン。

 合唱の練習をするなんて、中学校以来。仕事の後に練習するのは、体力的にはきついけど、皆と和気藹々しながら練習するのは、中学生に戻ったみたいで、けっこう楽しい♪

 当日は、朝連もし、本番に臨む。記念品といい合唱といい、みなさんに喜んでもらえるといいなぁ。