桜鍋はウマい♪(これって、おやぢギャグ?)

 人形町〜森下界隈で生まれ育った人に、地元を案内してもらうことになった。この辺りは人形焼やお汁粉屋さん、親子丼のお店など、美味しそうなお店が多いけど、やっぱり森下なら”桜鍋”!両親が長野県人ゆえ、馬刺しは小さい頃から食べていたけど、桜鍋は未経験のワタシ。夕食はもちろん、桜鍋に決まりっ♪

 さて、念願のご対面〜。小さな鍋に馬肉と赤黒い味噌がのっており、別皿に盛られたねぎや麩、しらたき等を加え(焼き豆腐は別途注文になっていた。なんでー?)、煮えた物から、といた玉子につけて食べる。いわゆる”馬肉のすき焼き味噌風味”ってところだ。

 案内してくれた人も、実は桜鍋は初めてということで、2人してもたもた〜。隣の席の人が見るに見かねて、”さっさと食べないと、硬くなっちゃうよ〜(馬肉は半生でもよいとのこと)”とか、”火の通りにくいねぎは、最初から鍋に入れておくといいよ”等、アドバイスしてくれた。こういうやりとりも、下町っぽくて◎。たしかに、すぐに火が通ってしまうし、火が通り過ぎた馬肉は硬くって、美味しさも半減。さっさと食べるべし。

 味噌味だったせいか、獣風味はせず(ちょっと残念?)、とっても食べやすかった。これだったら普通のすき焼きみたいに、お醤油と砂糖の割り下でも美味しいんじゃないかなぁ?今回は馬肉のたたきも注文したが、こちらはドレッシングがかかっており、その味が強くて、馬肉本来の美味しさが消えていた。残念〜。こういうのはシンプルに、お醤油としょうが(ニンニクでも美味しいかも)で食べるのが一番だと思う。
 他に、脂のたたきってのもあった。これは一クセ、二クセあるとのことなので、次回、チャレンジだっ!

 そういえば、獣研究会のメンバーで狸汁を食べに行ったのも、ちょうど去年の今頃だったなぁ。今年はなまずポタ、敢行したいと思ってますので、獣好きな方々、乞うご期待!(なまずの旬は初夏らしいので、その時期あたりを狙ってます!)