人間って脆いもの

 ずっと通っていた職場近くの整形外科、実はあまり評判がよくないことが今日判明。えーん、もうちょっと早くに知っていれば〜!早速明日、他の医者に行くことにした。

 骨折騒動以来、ちょっと落ち込みモードだったりする。小指がちょっと使えないくらいなのにね。いつかは治る怪我だって分っていても、なーんだか元気が出ない。人間って肉体的にも精神的にも、脆いものなんだなぁと実感する今日この頃。

 仕事で、事故や病気のため、言語や身体に重い障害を負った人と接する際、「趣味や生きる目的を、新しく見つけましょう」みたいなことを、いともたやすく口にしていた。でも、それがいかにうわべだけの、薄っぺらな言葉だったか!
 たかだか1ヶ月足らずの、比較的軽症なこの状況ですら参ってるのに、重い障害を受け入れ、新たに人生の喜びや価値を見出すのに、どれだけの月日がかかることだろう(どんなに月日が経っても、心のどこかで受け入れられないことも、多々あるだろうし)。想像力を働かせもせず、決まり文句のように言ってきた自分を恥ずかしいと思った。

 そうやって考えると、今こうして怪我をしていることも悪くない気がする。いや、もちろん、早くギブスと包帯とはおさらばしたいけど。。。