演劇少女だった頃

 来週から職場の行事=冬祭りが始まり、今はその準備に大わらわ。今回のメイン・イベントは、なんとスタッフによる劇!このメンバーで合唱や踊りの経験はあるけど、劇は初めてで、毎日居残り練習ちう。まぁ劇と言っても、前もって録音しておいたセリフを当日流し、役者はそれに合わせて動くのみなんだけど。

 同僚で劇団員だった人がいて、彼女が脚本・演出を担当する。今回は『現代版・水戸黄門+浦島太郎』みたいな話(?)で、私は日替わりでお銀と純真な乙女役に出演予定!お銀にお約束の入浴シーンはナシだけど、お色気仕掛けで悪代官をやっつけちゃうのだ♪

 最初は、毎日遅くまで残るのが面倒臭かったけど、やってみると楽しくて、時間が経つのも忘れちゃう。仕草や目線、立ち位置にも気を配りながら動き、やっていくうちにだんだんと芝居に色がついていくのが面白い。

 姉が演劇部に属していたり、中学生日記に出演していた友人と仲がよかったこともあり、中学校時代は演劇ごっこをしてよく遊んだものだった。最初は『なぎさボーイ』・『多恵子ガール』(氷室京子・コバルト文庫)をミックスさせて脚本を書き、公園や友人宅で上演。友人から、泣くシーンでの涙の出し方を教わったり、頬をビンタされるシーンで何度もやり直したりしたなぁ。そして次第に飽き足らなくなって、皆でオリジナルの脚本を作ったりもした。あのノートは、まだ実家にあるんだろうか?

 さぁーて、本番まであと1週間。再放送の『水戸黄門』でも見て、お銀の研究でもするかなー(実は『水戸黄門』って、ちゃんと見たことがないので)。