色気より食い気の結婚式!

青いブーケ

 引越しして、はや1ヶ月。家の片付けも、大まかな部分は終了。ようやくインターネットもつながり、やれやれ〜。新しい家は、前に比べてずいぶん街中にあり、そして今度は、夫付きの家なのです!

 ・・・というワケで先日、横浜のロイストン教会で家族のみの結婚式を挙げ、その後、中華街でお食事してきました(横浜にしたのは、ロイストン教会の持つ雰囲気に憧れたというのもあるけど、中華街があるから、食事場所に困らないだろうというイージーな考えが大きかったりする)。

 一般的に花嫁は、ドレスや指輪、ブーケ選びに時間を割くというけれど、ワタシの場合、それらについてはあまり悩まず、サクサクッと直感のおもむくままに決定。しか〜し、料理には悩みまくり。だって、自分の結婚式なんだから、ワタシが食べたい物でなくっちゃ!(参列者のことは二の次で、スミマセン>家族各位)。

 お店は、萬珍樓本店に決定。当初、この店で満漢全席を食べたいと思ったのだけど、人数と値段の関係でそれが難しいことが判明。代わりにこっちの要望に沿ったメニューを出してくれるとのことで、その後はメニュー選びに奔走。人に聞いたり、ネットで検索したり、図書館や本屋で調べたり・・・。個人的には、えびの踊り食い(老酒に浸け、酔っ払った状態のえびをパクッといただくという料理)が食べたかったけど、家族からのNGで却下。また、「獣系の料理は慎むように!」とさんざん言われ、お店とメールで何度もやりとりをした末に、以下の料理に決定!

1.広東前菜                                                   2.八方冬瓜の姿蒸しスープ(冬瓜をくり抜き、器にして丸々蒸し上げたスープ)        3.ソフトシェルクラブの辛ニンニクからめ(殻ごと食べられる小ぶりの蟹の唐揚げ)       4.ふかひれホタテ餃子・海鮮の餃子                                   5.地鶏と蓮の葉包み焼き                                          6.絹傘茸、白霊茸、まこもだけのオイスターソース                           7.紅白あんかけ炒飯                                             8.燕の巣、なつめ、蓮の実のデザート

 ちなみに、今回のコンセプトは、”旬の食材・あまり食べたことがない食材を使った、めでたい料理”。冬瓜は旬の食材だし、ソフトシェルクラブや茸の類、燕の巣は、あまり食べたことがなく、興味津々。餃子は中国では、おめでたい時に作る料理とのことで、炒飯の紅白もめでたい感じが出るかなぁ・・・と。

 で、今回のメインは、”地鶏と蓮の葉包み焼き”。中に詰め物をした地鶏を丸々1匹、蓮の葉に包み、さらに上から小麦粉で作った粘土みたいな物でかぶせ、2時間蒸し焼きにしたもの(日本料理の塩釜に近い)。それを小槌で叩き割り、ケーキカットの代わり!家族全員、料理の近くに群がり、写真を撮ったり、お店の人に質問したり・・・と、まるで”どっちの料理ショー”状態。どの料理も、意外とあっさりしてて、非常に美味しかったっす♪

 とまぁこんな感じで、ミセスになっても相変わらず、くいくいっぷりを発揮しているワタシです。