初めての大腸内視鏡検査

激マズの下剤

 少し前のこと、ちょっと気になることがあり、近所のクリニックを受診したところ、直腸炎との診断。直腸炎なんて病気、初めて聞いてびっくり。ついでに大腸内視鏡検査も勧められ、急遽受けることに。

 大腸内視鏡検査については、実家の両親やご近所さんから話は聞いていたので、どんな検査かはすぐ想像できた。でも、すごく痛くて最後まで検査できなかったという話から、我慢できないほどじゃなかった、あるいは平気だったなど、検査の感想は人によってずいぶん違い、どれを信じていいのやら。また、病院によっては麻酔を使う所とそうじゃない所もあるとのことで、それによってずいぶん違いそうだし、医師の技量によってもかなり違うらしい。

 とまぁ不安を抱いたまま、検査前の食事制限&下剤服用スタート。検査前日の夜までは飲食可だけども、野菜やきのこ類、果物など(ようするに繊維質のもの全般)は禁止。日頃、野菜メインの食生活をしてるから、食べられる物もかなり限られ、けっこう大変。そしてもっと大変だったのが、下剤。粉末を水に溶かし飲むタイプでポカリスエットみたいな味なんだけど、元来スポーツ飲料が苦手なワタシには激マズ。仕方ないから、鼻をつまんで検査前夜は1ℓ、検査当日は2ℓがんばって飲み干した(息子氏にはジュースを飲んでいるように見えたのか、何度もせがまれ苦笑)。

 検査は「うとうとする薬を入れて行います」とのこと。「うとうと〜と言っても、人によっては寝てしまうかもしれませんよ」と曖昧な説明を受け、緊張した面持ちのまま検査スタート。ところがどっこい、ワタシはうとうとどころかぐっすり寝入ってしまい、帰宅予定時刻を過ぎる頃、ようやくお目覚め。当然のことながら、検査中のことは何一つ分からずじまい。ちょっと残念のような、でもかえってその方が良かったような。

 先生によると、ポリープが4つあって、取りましたとのこと。後日、ポリープも良性と分かり一安心だけど、直腸炎については今後もしばらく経過観察することになった。このクリニック、単に近所だからという理由で受診したけど、後日ネットで調べたところ、この業界で知らない人はいないという位の名医と判明。たしかに院内の貼紙にも、”飛行機でお越しの患者様へ”と書かれてあったから、ホントに遠方からも来ているんだろうなぁ。

 たしかに人当たりも良く、また最新の知見を交えた分かりやすい説明で、名医の評判に納得!大腸内視鏡検査を考えている方、ご一報下されば紹介します!