骨髄バンクのドナー候補

オレンジ色の封筒

★近況:クリスマス前に、家族が順番で風邪&胃腸炎になり、クリスマスのご馳走どころではなく、うどんやお粥の日々。お正月には、美味しい物が食べられるといいけど。

★本題:少し前、ワタシ宛てにオレンジ色の封筒が届いた。”至急開封してください”とある。差出人は、骨髄移植推進財団。登録していた骨髄バンクから、「ドナー候補の1人になりました」というお知らせが届いたのだ。友人の病気がきっかけで登録したのが、もう10何年も前のこと。これまで一度もそういったお知らせはなく、このまま縁がなく終わるのかと思っていた矢先のことだった。                             
 中身は、骨髄移植に関する資料がいっぱい。時折送られてくる骨髄バンクニュースで、移植のことはある程度知っていたつもりでも、あらためて読んでみて、知らなかったことが多くてびっくり。                                            資料の中に、現在服薬中の方は基本的にはドナーになれないとあって、気になった。ある病気&その経過観察ということで、服薬中だったが、念のために飲んでおきましょう位な、漫然とした服薬だったので、主治医に相談し、可能なら服薬を中止して提供したいと思ったから。                                                                     でも、骨髄移植のコーデイネートさんへ電話したところ、丁寧な対応ながらも即決で断られてしまい、早々にドナー候補から外れてしまった。残念としかいいようがないが、命のかかった移植なのだから、病気に細心の注意を払うのは当然のことだ。

 骨髄バンクニュースによると、HLA型(白血球の血液型)が合い、このようなオレンジの封筒が送られる確立は全登録者の3人に1人。そして、その適合者の中から最終的に骨髄提供に至った人は、その中のわずか5%程度とのこと。血縁関係にない人とHLA型が合うこと自体、あまりないのに、そこから移植に至るなんて、本当にすごいことなのだとあらためて思った。

 他のドナー候補の人は、どうなっただろうか?なんとか提供まで進んでくれるといいのだけれど。年を取ると持病も増え、ワタシみたいに服用中の身になる人も多くなるから、若くて元気な人のドナー登録が増えてほしいと切に願う。