ボケりんご大変身

いくらでも食べられちゃう美味しさ

 長いこと、りんごを食べずに置いといたら、皮はシワシワ、中はスカスカになってしまった。そのまま食べても美味しくないので、デザートを作ることに。フライパンに8つ切りしたりんごを並べ、ひたひたになるくらいまで水と赤ワイン、砂糖、蜂蜜、レモン汁を適当に入れ、りんごが紅く染まり、柔らかくなるまで煮たら、”りんごの赤ワイン煮”の完成!アツアツを冷た〜いバニラアイスと共に食べるのが、この上なく美味しい♪

 バニラアイスを使ったデザートを作る際、いつも使うのは、安くて量も多い”スーパーカップ”。夏場は、コーヒーゼリーと共に食べると美味しい。また、頂き物のガトーショコラに添えてみたところ、お店で食べるようなオシャレなデザートみたいと、好評だった。

 ところで、中身がスカスカになってしまったりんごのことを、長野出身の母がいつも”ボケたりんご”と言っていたので、ワタシも自然と、そんな表現をするようになった(”ボケる”という言い回しは、なんだかちょっとなぁ・・・と思うのだけど、他にぴったりくる表現が思いつかないので)。高校3年の時、他の人はどう表現しているんだろう?と気になり、クラスの人全員に聞いて回ったところ、”ボケる”という表現を使った人はわずかで、多くは”スカスカ(になった)りんご”とか言っていた。”ボケる”を使うのは長野の方言で、”スカスカ”が標準語なのか、いまだにナゾである。